期待値は投資した金額に対して戻ってくる金額を表しており、投資した金額よりも多く戻ってくれば、やればやるほど増えていくことを意味し、この数字が悪いとやればやるほど損をするような状況となるため、ブックメーカーをやる場合には期待値を知っておくことは必須でしょう。
この期待値の出し方は単に勝ち負けで出すものではなく、利益率や試合数などのもので判断し、しっかりとした計算式の中で求めていくことになり、ブックメーカーをやる際には欠かすことのできないデータとなります。
本来は、試合数、勝率、オッズ、軍資金の掛け算と、試合数、負け率、負けて減った率、軍資金の掛け算を合算して出されます。FXなどはもっとシンプルな出し方もできますが、ブックメーカーの場合は細かく出さなければならず、結果として計算式も多少ややこしさの残る形となってしまいます。
ただ、計算してみることでどの部分に注意をすればいいかがわかるようになります。例えば、負けて減った率というものを最低限にすればその分、数値は上がります。2者択一の賭けでも、うまく2つを組み合わせて儲けが出ればそれでよく、どちらか一方だけである必要はありません。
ブックメーカーで絶対に知っておきたい知識として、たくさんの選択肢のある賭け方では保険を掛けたような形の買い方はできず、選択肢が2つ、もしくは3つのものだからこそできるというものです。それを計算することでわかるようになります。